「3人の若者の死」2006年1月2日(月)

ウイークリー瞑想

 暮れの27日から元旦の朝まで留学生を中心にしたイクイッパー・カンファレンス(EC)が、ロス郊外のカルバリー・チャペルのカンファレンス・センターでありました。全米各地、日本から、そして今回はシンガポール、ドイツからも参加してくださり、350名名ほどの若い人たちがイエスに導かれ、イエスに向かって賛美をし、イエスのために立ち上がりました。日本を離れたところで日本人の若者が心を開いて神に賛美をしているのです。この働きの中心的な役割を担っているJCFNの理事として参加して、若い人たちのはち切れるようなエネルギーと神に向かう真摯さに圧倒されました。

 どの集会も神の霊に導かれたものです。日本からいらしてくださった講師のメッセージに励まされました。青年たちの賛美に心が躍りました。大晦日の晩は夜7時に集会が始まりました。ECの実行委員長の兄弟が自分のありのままのストーリーをキリストのストーリーに掛け合わせて正直に語ってくれました。日本に帰国する方の派遣式を持ちました。そして年越しのカントダウンを賛美で迎えました。その後朝の3時まで証と賛美の時が続きました。2006年を霊の集会で迎えることができました。そのような感動の連続でしたが、4日目の朝はメッセージのない賛美と祈りの集会でした。どのようになるのか興味を持っていました。そうしましたら兄弟と姉妹が前に出てきました。姉妹がこのイースターの頃にドラッグの取りすぎで命を失ったひとりの兄弟のことを証してくれました。前に出てこられた兄弟はその亡くなった若者のお兄さんでした。弟さんが昨年のECで大きな影響を受けたので、自分は信仰を持っていないがECがどのようなものなのかを知りたくて来ましたと言われました。証してくれた姉妹は、その死は見苦しいものであったが、キリストはもっと見苦しい死を私たちのために遂げてくださったと言われました。

次にふたりの姉妹が立ち上がりました。ミシガンにいた姉妹で留学生のために献身的に奉仕をしてくださり、昨年のECでも活躍してくださった方が、その後癌であることが分かり、この秋に召されました。その大阪での葬儀に参列してくださったことを含めてこのふたりの姉妹が語ってくれました。どうしてこの方が召されなければならないのか自分たちには分からないと言うそのもだえと、それでも神が何かも計画されていることへの信頼を伝えてくれました。いつも笑顔を持って奉仕をしてくれたこの姉妹の姿が鮮明によみがえってきました。

そうしてさらにもうふたりの姉妹が立ち上がりました。12年前の最初のデンバーでのECの帰りに事故があり、そこで召された姉妹の妹さんとその事故に一緒に遭遇した姉妹でした。JCFNの働きの最初の時期に起こったことで、当時全員が厳しい時を通されることになりました。当然妹さんにとっても想像できない試練でした。しかしその妹さんにも神が働いてくださり信仰を持つことができました。事故に一緒に遭遇した姉妹は後にJCFNのスタッフと導かれました。召された姉妹の死が一粒の麦として私たちのなかに生きていることを知りました。JCFNのロゴである「一粒の麦」の意味を共に確認をいたしました。

3人の若者の死の証に若い人たちが静かに耳を傾けていました。いつもエネルギーに溢れている若者たちが3人の若者の死を厳粛に受け止めていました。自分のことのように受け止めていました。自分たちの仲間の死が何かを語りかけていることを真剣に考えていました。3人の仲間の死の向こうに私たちの主のイエスの死が毅然と立っていることに気づいています。死は避けられない生きていることの一部であることを受け止めています。しかし死がすべてでないことを証を聞いて確認しています。

3人の若者の死の証は特に計画していたわけではなかった言うことでした。ミシガンの姉妹の証のことを祈っていたときにこのようなかたちで導かれたと言うことでした。ミシガンの姉妹の死が導いてくれました。12年前の出来事を思い起こすことはつらいことです。しかしその姉妹の妹さんが今回のECにも参加してくださり、一粒の麦として召されたお姉さんの実を見ることができました。その事実を受け止めることができました。新しい出発をいただいています。

 まだ15年しか経っていないこの働きに3人の若者の死を神は置かれました。一粒の麦として捧げられた命です。それぞれの死が殉教の死にも値するように思えます。そして一粒の麦、殉教の死はキリストの死を思い起こしてくれます。

上沼昌雄記

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