追記

主にある友へ、

 昨晩共和党の党大会をテレビで観ました。副大統領候補に指名された
ペイリン・アラスカ州知事の演説でした。5人の子どもさんの母親で
す。一番小さい子はこの4月に生まれたダウン症の男の子です。妊娠し
ている17歳の長女がボーイフレンドと一緒に演説を聴いていました。
19歳の長男は陸軍の兵士として来週イラクに派兵されます。中絶反対
の保守的な姿勢を保っています。マケイン氏が彼女を副大統領候補に選
んだのは大変な驚きでした。同時にメデアと国民の目が注がれています。

 家族の紹介から始まって、ご自分の政治家としての経歴を語りなが
ら、メデアと反対派から受けている批判を一つ一つ短く反論しながら、
会衆と聴衆の心をしっかり捉えていきました。政治的には保守的な立場
ですが、地に着いた経験から、しかもとてもチャーミングな仕草も含め
ながら、いまの物価高、国際的な状況のなかで誰もが感じている不安に
共鳴と共感をもたらしていました。すでに長い選挙戦で多くの演説を政
治歴豊かな人から聞いてきていながら、感じ取れなかったものをペイリ
ン女史は伝えていました。

 先週は民主党のオバマ氏の大統領候補受諾の演説を聴きました。何か
言葉が動いているだけの感じを拭えませんでした。彼の本当の心がどこ
になるのか感じ取れません。よく洗練された話なのですが、本当の心が
分からないのです。このアメリカでときどき同じような感じの説教を聞
くことがあります。言われている内容はもっともなのですが、言葉が上
を通り越していってしまうのです。

 個人的にはオバマ氏の民主党の理念に同調するのですが、今回の大統
領選挙はそのような理念を超えて、次の指導者が国民の心をしっかり捉
えているかどうかに関わってきそうです。ペイリン女史は政治的には保
守派ですが、国民の心を捉えている点では新鮮な展開です。ペイリン女
史はメデアの心も捉えていかなければなりません。そのメデアの一環で
次女の泉が両方の党大会で生の空気を吸っています。

 日本でも新しい首相が登場します。この秋は時の動きをしっかり感じ
取っていかなければなりません。決して後戻りをしない時の動き、それ
でいてどこに行くのかを示していない時の動き、そもそも考え出したら
分からなくなる時の動き、それでも止まることのない時の動き。そのな
かでの神のことば。

 主にありて。上沼昌雄 2009.9.4
広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中