「他者としての日本への旅」2009年3月11日(水)

ウイークリー瞑想

 他者を視点に世界を見直しているユダヤ教徒の哲学者のレヴィナス
は、時間も他者と見ています。自分の思い通りに行かない、驚きとして
到来するからです。その究極としてメシア到来を認めています。来週か
ら4月12日のイースターまで日本に伺います。5月、6月と、9月、
10月の例年の奉仕とは別の訪問となります。レヴィナスのいう時間も
他者であるという意味を知らされています。桜を眺められるとは別に、
例外的な、驚きとしての会合が備えられているからです。

 19日から22日まで、全世界からの帰国者のカンファレンス、All 
Nations Returnees
Conferenceの参加が今回の主目的です。JCFNと
いう留学生の働きに理事として関わってきて導かれたことです。JCF
Nは北米だけですが、アジア諸国、ヨーロッパ、オセアニアと、日本人
が世界中に出て行って文化の違いのなかで信仰に導かれ、恵みを新たに
して帰ってきています。今日本にはそんな帰国者が多くいます。JCF
Nの理事会でその人たちの会合を日本でという思いが与えられ、今回初
めての集会となりました。主事たちは暮れのアメリカでのイクイッ
パー・カンファレンスに続いて全力投球です。昨日の報告では450名
の参加者と聞いています。どんな集会になるのか楽しみです。

 この集会に続いて22日と23日に日本で初めてのJCFNの理事会
を持ちます。トロント、アトランタ、デンバー、サクラメント、ハワ
イ、日本と散らばっている理事たちです。働きの必要と使命を感じてく
ださって犠牲的に奉仕をしてくれています。ロング・ビーチに本部を置
いて、日本の宣教のために立てられています。発足、設立と20年近く
理事として、理事会のまとめ役として関わってきました。そして次の若
い有望な人にバトンタッチをする時です。シカゴ在住のすばらしい女性
です。

 このサクラメント近郊に日本から移り住んで20年、その働きという
か苦闘を見せていただいてきた、みくにレストランの創業者で牧師の荒
井孝喜師の「みくに物語」になる本の出版記念会が、続いて24日の晩
に、新しいいのちのことば社の本社で執り行われます。ご夫妻で死ぬよ
うに働いてきました。私のミニストリーの理事をしてくれていますが、
戦場のようなキッチンに何度も伺いました。目の回るような忙しさのな
かでも牧師としての視点は全くずれないのです。そんなことを見せてい
ただいた証人として参加します。

 昨秋あの清里で、闇の本が出たこともあって、それぞれの闇を分かち
合うことになりました。自分のルーツに辿るような旅の分かち合いで
す。その時の男どもが武蔵野の森の奥で「闇なべの会」を30日の夕刻
に計画してくれています。闇の誘いなので万難を排して参加します。深
い森の奥を一度通過した男たちの晴れやかさが伝わってきます。

 同じ昨秋のことです。故郷前橋を訪ねて、高崎駅で新幹線に乗り換え
るために改札を通ったときに、一人の人が私を指さしていました。目を
上げてみたら高校の時の友人です。数十年ぶりの再会です。互いに見過
ごすこともないほど変わっていません。20分ほど立ち話で、同じよう
に教会にも一緒に行っていたもう一人の友人とも交流もあって、私が再
度前橋に戻って教会で説教することになっていたのですが、二人で聴き
に来ると言うことで別れました。当日講壇に立ったときに懐かしい顔が
うしろの方にありました。

 その日はふたりとも用事があって挨拶だけで別れました。この年の初
めコンピュータのアドレスブックを作り直す必要があって、ふたりのア
ドレスを入れました。ウイークリー瞑想を読んでくれています。調整を
しながらこの4月1日に前橋で、3人で合うことになりました。信じら
れないことです。まさにエイプリルフールにふさわしいことです。

 来週からの日本はエキストラで、しかも義務的な感じもあって、多少
気の重たいところもありました。しかし、エキストラはエキストラで思
いがけないことを主は備えてくれています。時間を他者として、手を開
いて待ち望むことでしか対応できません。さて何が起こるのか、心震え
ることです。

 上沼昌雄記

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