「雪、菜の花、桜、りんごの花、そして新緑」2010年6月1 日(火)

 3月の末に秋田に入りました。その時はまだ毎日のように雪
が散っていました。もちろん毎日ではなかったのですが、印象とし
ては毎日のようでした。日本海からの風に吹かれて横降りの時もあ
りました。それでも日本のどこかでの桜の開花のニュースが流れて
いました。秋田に到着するのが待ち遠しくなりました。少し温かく
なったかと思うとまだ逆戻りの繰り返しです。

 4月はまさにそんな繰り返しでした。寒さを覚えるなか訪ね
てきてくれた方と町の温泉につかりました。市内でしかも良質の温
泉でゆっくりと体を温めることが出来ました。至福な一時です。
帰ってくれば暖房をたき続ける日々でした。桜の開花は東京を通り
過ぎて福島まで来ているのに、山を越えて北上してきません。ワシ
ントンから次女の泉が訪ねてきて、角館に行きました。いつもです
とその時には樹齢400年の桜が咲いているのですが、まだ寒さを
覚えるときでした。観光客は予定通り、予約通り来ていました。

 5月の連休に合わせるようにようやく桜が咲き出しました。それ
でもまだ肌寒い日となりました。石川さんご夫妻が誘ってくださっ
て、八郎潟の干拓地の17キロにわたる菜の花ロードに行きまし
た。目を見張るような桜と菜の花のコントラストが延々と続きま
す。見応えのなる花見です。そして半ば頃に今度はりんごの花を見
に行きましょうというので、内陸の横手、十文字のリンゴ畑に行き
ました。花見は人混みを避けながらですが、りんごの花見は私たち
だけでした。秋には真っ赤なりんごの実を結ぶのにふさわしい花の
なかで戯れました。それでも雨が降ったりして肌寒い日が戻ってきます。

 5月の後半に大阪での奉仕があったのですが、土曜日から日曜日
には荒らしのような雨が降り続きました。それが終わって秋田に夜
戻ってきても小雨が降っていました。しかしそれが最後のお湿りの
ように、晴れ上がってきました。そこに展開されたのは眼に映える
新緑です。田植えを終わった水田に映し出される緑の競演です。淡
い緑と秋田杉の深緑の連続です。そこに山藤が何とも上手に顔を出
しているのです。創造のわざの見事な演出です。

 6月8日に秋田を発ってカリフォルニアに帰ることになっていま
す。その前に山形市でのVIPでの奉仕で最上川の隠れ家に来て
います。秋田で見るよりも丸みを帯びたあの鳥海山を遠くに見据え
て、この最上川の両面も新緑に映えています。サクランボはいつも
より遅くなるようですが、その木々は葉をいっぱい付けて、おいし
そうな実をならせようとしています。美しい日本の季節の移り変わ
りを心に刻んでいます。この2ヶ月半の奉仕をしるしていてくれる
ようです。

上沼昌雄記

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